【スクラッチ】Scratcher(スクラッチャー)になる本当の方法

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【スクラッチ】Scratcher

Scratchのアカウントには、ステータス(種類、区分)があることをご存じですか?
大きく分けて「New Scratcher」と「Scratcher」です。

「Scratcher」になると使える機能が増えるため、作れる作品の幅も広がります。

目次

Scratcherとは

Scratcherとは、Scratchを使用する人、および、Scratchのサイトに登録した人を指します。
また、Scratchを使用する人の中でも、ステータスが設けられています。

ここでは、「Scratcher」というステータスについて書いています。

アカウントの種類・ステータス説明
New ScratcherScratchの新しいユーザーに与えられるステータス
Scratcherある程度使い方を理解した(と見なされる)ユーザーに与えらえるステータス
ScratchチームScratchのモデレータと開発者に与えられるステータス
ScratchメンターScratchチームから招待された人に与えられるステータス
教師用アカウント学校での使用のために設計された特別なタイプのユーザー

ステータス「New Scratcher」

Scratchのアカウントを作成すると、「New Scratcher」というステータスが表示されています。

【スクラッチ】Scratcher:New Scratcherのアカウント

「New Scratcher」の制限

Japanese Scratch-Wikiによると、New Scratcherには次の制限があります。

  • クラウド変数を作れない・使えない
  • フォーラムのトピックを閉じる機能が使えない
  • フォーラムでの投稿後、再投稿までに120秒待つ必要がある
  • フォーラムでの画像投稿ができない
  • コメント後に30秒待たなければならない
  • フォーラムで外部リンクができない
  • フォーラムで編集のためのURLが出ない
  • スタジオが作れない

ステータス「Scratcher」

ある程度使い方を理解した(と見なされる)ユーザーには、「Scratcher」というステータスが与えられます。

「Scratcher」になると制限されていた機能が解除され、作れる作品の幅が広がったり、他の人と交流しやすくなります。

次の3つが特に大きなメリットと考えています。

  • クラウド変数を作れる・使える
  • コメント後の待機時間が解除される
  • スタジオを作れる

Scratcherになるメリット

「クラウド変数」を作れる・使える

「クラウド変数」とは、入力した値がサーバ上に保存される変数のことです。

プロジェクト毎に10個まで設定することができ、ランキング管理などに利用できます。

「New scratcher」の場合は、クラウド変数を使った作品をリミックスしてもクラウド変数としては有効になりません。
「Scratcher」になると作ることはもちろん、リミックスした作品でもクラウド変数が有効となり使えます。

コメントの待機時間が解除される

「New scratcher」の場合は、コメントを投稿した後に30秒待たなければ次の投稿をすることができませんでしたが、「Scratcher」になると待機時間がなくなります。

フォーラムでの投稿後の待機時間は120秒から60秒に短縮されます。

Scratcherになっても待機時間があるのは、フォーラムなどの荒らし行為を防止するための対策です。

スタジオを作れる

プロジェクトをまとめられるスタジオを作れるようになります。
作品の整理にも使えるので、プロジェクト管理しやすくなります。

Scratcherになる条件

Scratcherになるために必要な条件は、具体的には明示されていません。
公式サイトでも「一定の条件を満たすと、自動でScratcherへ昇格するようにScratchチームから招待される。」という記載だけです。

Scratcherになった人のブログを見ると、作品公開数や他作品へのコメント投稿などの交流が大事ではないかと推測されていますが、実際にはどうなのでしょうか?

実際はどうやってScratcherになったのか?

実際にメールが届いた時に行っていたことは、次の2つです。

  • 作品をつくる
  • 作品を公開する

活動状況を詳しく確認しましょう。

活動実績
登録からの日数23日
作品作成数6
作品公開数5
プロフィール写真なし
プロフィール文章なし
コメントやフォーラムへの投稿なし
Scratchコミュニティーサイトでの活動なし

Scratcherになれないアカウントの状況

こちらは、作成から5か月が経過するもScratcherの招待メールが届いていないアカウントです。

【スクラッチ】Scratcher:招待メールが届かないアカウント

活動状況は次の通りです。

活動実績(Scratcher実績(NewScratcher
登録からの日数23日5か月
作品作成数627
作品公開数50
プロフィール写真なしなし
プロフィール文章なしなし
コメントやフォーラムへの投稿なしなし
Scratchコミュニティーサイトでの活動なしなし

この表からは、「作品公開」をして、Scratchチームへのアピールすることが大事と考えられますね。

「Scratcherへの招待」メッセージへの対応

スクラッチのメッセージボックスにScratchチームから「Scratcherに招待されました!」の件名でメッセージが届きます。

Scratcherへの招待内容画面が表示されますので、ボタンを押して順番に読み進めていきましょう。

スクロールできます
【スクラッチ】Scratcher:招待状01
【スクラッチ】Scratcher:招待状02
【スクラッチ】Scratcher:招待状03
【スクラッチ】Scratcher:招待状04
【スクラッチ】Scratcher:招待状05
【スクラッチ】Scratcher:招待状06
【スクラッチ】Scratcher:招待状07
【スクラッチ】Scratcher:招待状08
【スクラッチ】Scratcher:招待状09
【スクラッチ】Scratcher:招待状10
【スクラッチ】Scratcher:招待状11
【スクラッチ】Scratcher:招待状12-1
【スクラッチ】Scratcher:招待状12-2

全て読み終えると、「おめでとう!あなたは今、正式にScratcherになりました。」というメッセージとともに「Scratcher」に昇格します。

【スクラッチ】Scratcher:Scratcherのアカウント

まとめ:Scratcherになるためにはたくさん作って公開しよう!

Scratcherになるために必要なことは、次の2つです。

  • 作品をつくる
  • 作品を公開する

Scratcherになると使える機能が増えますので、作品をたくさん作って、公開しましょう。

登録からの日数も関係がありそうですが、どれくらい必要かはまた検証してみますね!

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