「小学校でもプログラミング教育が必修になってるし、子どもがコンピュータやプログラミングについて学べる良い教材ないかな?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
次のように考えている人に向けて、コンピュータの知識やプログラミング的思考を身につけることができる絵本『テラと7人の賢者』をご紹介します。
- 子ども向けプログラミング本が知りたい!
- コンピュータってどんなふうに動いているの?
- すぐに飽きちゃわないか心配……
『テラと7人の賢者』作品紹介
簡単に要点をまとめてみました。
- ナゾときしながらコンピュータの知識が得られる冒険ストーリー
- 7種類のナゾときゲームを繰り返し行うことができる
- 得られた知識が身の回りでどのように活用されているのかを知ることができる
『テラと7人の賢者』
- さく:兼宗 進(監修)、白井 詩沙香(監修)、Tim Bell(協力)
- え:倉島 一幸
- 出版社:学研プラス
- 判型/ページ:B5変/128ページ
- 発行日:2017-06-29
- 定価:本体1,5000円+税
- 対象:6歳、7歳、8歳~
- 正しいじゅんばんを当てろ!
- 白黒カードで数当てゲーム
- 白黒ドットでお絵かきゲーム
- うまくメイレイできるかな?
- 引っくり返されたカードはどれ?
- はん人はだれにケッテイ?
- ならべかえマシンのひみつをあばけ!
あらすじ
コンピュータの世界にまよいこんだ少女テラ。
元の世界にもどるため、7人の賢者たちから出されるナゾ解きに挑むファンタジー。
書きこみ式ナゾやカード手品、スマホでできるナゾ解きゲームを通して、コンピュータやプログラミングの秘密がわかる楽しいしかけが満載!
著者について
実績のある先生方によって作られています!
兼宗進さん | 大阪電気通信大学 教授 日本語のプログラミング言語「ドリトル」の開発者 『ルビィのぼうけん』を題材にした『コンピューターを使わない小学校プログラミング教育 “ルビィのぼうけん”で育む論理的思考』の著者 |
白井詩沙香さん | 大阪大学サイバーメディアセンター 情報メディア教育研究部門 講師 |
Tim Bellさん | カンタベリー大学教授 『コンピュータを使わない情報教育アンプラグドコンピュータサイエンス』著者 |
倉島一幸さん | ゲームグラフィックデザイナー、アニメーター |
コンピュータの知識やプログラミング的思考は身につくのか
本書は、絵本と解説書(冒険の書)に分かれており、解説書の中では絵本のナゾが実生活でどのように使われているのかが書かれています。
この本で身につくコンピュータの知識やプログラミング的思考は以下の7つです。
- 二進法
- 順次処理
- ドット
- 命令
- データチェック方法
- 決定方法
- アルゴリズム
ちょっと難しそうですよね?
本書では、ナゾときゲームをすることで抵抗なくこれらのコンピュータ知識に触れることができます。
また、切り取って使えるカードやコインがついており、飽きずに何度でもゲームをすることができます。
ゲームを通してプログラミング的思考が身につくなんて、勉強をしている感がなくて楽しいですよね!
コンピュータの知識やプログラミング的思考を身につける効果的な3つの読み方
1. とにかく楽しむ!
コンピュータの難しい話は置いておいて、まずは“ナゾとき”を楽しんでみてください!
本書には切り取って使えるカードやコインがついており、同じ理論でも自分で違うナゾを作ることができるので、何度でも楽しめるようになっています!
濃い内容となっていますので、大人も一緒に楽しめると思います。
2. コンピュータの知識を学ぶ
本書に付属している解説書(冒険の書)には、コンピュータやプログラミングの知識、ゲームの内容が実生活にどう使われているのかが書かれています。
解説書を読むことで、よりコンピュータやプログラミングが身近なものに感じられると思います。
3. 実践する
本書には切り取って使えるカードやコインがついており、飽きずに何度でもゲームをすることができます。
ゲームを通してコンピュータの知識を身につけることができます。
特設サイト『賢者からのナゾに挑戦 | テラと7人の賢者』では、パソコンやスマートフォンからでもゲームをすることができます。
まとめ
今回の記事では『テラと7人の賢者』を紹介しました!
楽しみながらコンピュータの基礎知識を身につけることができます。
大人も、「知らなかった!」「昔学校で習ったけど、どうやって解くんだっけ?」といったナゾに出会えるかもしれません。
あなたも是非、コンピュータの世界に飛び込んでみてください!